闇金の得意な弁護士を熱演

『ボディガード』のミック・ジャクソン監督の最新作わ観ました。ユダヤ人歴史学者とホロコースト否定論者の前代未聞の法廷闘争劇です。歴史学者はホロコースト否定論者の著書を批判して名誉毀損で提訴されます。英国の司法制度では訴えられたら側に立証責任があるため、歴史学者は大弁護団を組織し現地調査を始めます。そして2000年1月からマスコミが注目するなかで裁判が始まります。その歴史的裁判の影にある“真実とは?”がこの映画のテーマのようでした。

世論は客観的な事実より虚偽であっても、個人の感情に訴える者が強い影響力を持ち、事実や真実を軽視する現代の社会風潮に警鐘を鳴らしている映画でした。
裁判では提訴したホロコースト否定論者が偽りの歴史をでっち上げた人種差別主義者として敗訴します。くれぐれもマスコミやSNSの安易な情報に振り回されずシッカリと真実を見つめる目を養いたい。SNSやマスコミを利用した偽の主張が正義になる恐怖を訴えている映画でした。原作はデボラ・E・リップシュタットの同名小説。主演の歴史学者をレイチェル・ワイズが熱演、闇金の得意な弁護士をトム・ウィルキンソンが好演していました。

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